怖い体験其の1

初めて不思議な体験をしたのは、中三の春だった。

中間・期末も受験も、一夜漬けで済ます私は

夜中の3時過ぎに、急に喉が渇きキッチンへ向かった。

誰も起きていないのに、キッチンには明かりが灯り

人が立っている。

上半身裸、腹巻にステテコ。祖父であった。

祖父も喉が渇き、起きたのかと別に不審ではなかった。

でも、何度話しても振り向かない。変だな〜ぁ

すると祖父が言った「おはるは、大丈夫だよ。」って

何の事だから判らなかったが、受験が大丈夫だと

勝手に解釈して、冷蔵庫から水を出し自分の部屋へ

戻ろうとして、ふとキッチンを振り返った時。。。。。

消してもないのに電気が消えてる。

そして祖父の姿がない!慌てた。非常に慌てた。

居間の隣の祖父の部屋を覗くと、熟睡している祖父の姿。

私は一体誰を見て、誰と話していたのだろうか。

この日を境に、ちょこちょこと色々な体験をするようになった。

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